確定申告で源泉徴収票の原本がない時の最終手段

源泉徴収票の原本がない

会社員が副業で20万円以上の利益を得た場合、確定申告が必要になります。

その際に源泉徴収票の原本を提出しますが、期限までに原本の受け取りが間に合わない!コピーで良いとおもってた!紛失した!といった緊急事態に焦っていませんか?

そんな「確定申告で源泉徴収票の原本がない!!時に出来る最終手段」をいくつかご紹介します。

確定申告は源泉徴収票(原本)が必要

改めて記載しますが確定申告書と一緒に提出する源泉徴収票は、原本でなくてはいけないと国税庁のホームページに記載されています。

確定申告書に添付する給与所得の源泉徴収票、退職所得の源泉徴収票又は公的年金等の源泉徴収票は、法令上、給与等、退職手当等又は公的年金等の支払者(交付者)から書面で交付を受けたものと規定されていますので、電子交付を受けた各源泉徴収票をプリントアウトして確定申告書に添付することはできません。給与等、退職手当等又は公的年金等の支払者(交付者)から、書面により各源泉徴収票の交付を受けた上で、確定申告書に添付してください(所令2623)

多くの会社で源泉徴収票の電子化をしていますが、確定申告で使えないという罠^^;

私の場合、勤務先では給料明細が電子化しており、その管理画面から源泉徴収票の明細を印刷できるようになっていました。そのため「あーこれを印刷して提出すればいいのね」と思い込む失態をやらかします・・・。

ちなみに社印が無い源泉徴収票でも提出OKです(有無の規定はない)

そこでいくつか検討した代替案がありました!

対処1 所得証明書を提出する

税務署によっては「所得証明書」「課税通知書」でも受付してくれるようです。この2つは会社から提出された源泉徴収票をもとに市役所が作成するもので、申請があれば証明書を発行してもらえます。

ただし!事前に税務署で「所得証明書」「課税通知書」でも問題ないか確認してから取得しましょう。

申請の際には本人確認となる証明書が必要になりますので、市役所でも必要書類を確認すると良いですね。

対処2 会社に源泉徴収票の再発行を依頼する

確定申告前に源泉徴収票を紛失した場合、期限に間に合うようであれば再発行を依頼しましょう。

そもそも会社が源泉徴収票を発行してくれない場合は、居住地の管轄である税務署に「源泉徴収票の不交付の届出書」を提出します。これによって税務署から会社へ原本を交付をするように指導が入ります。

所得税法では、会社は源泉徴収票を発行せねばならないと規定されていますので、遠慮無く行使しましょう!

財務省令で定めるところにより、その年において支払の確定した給与等について、その給与等の支払を受ける者の各人別に源泉徴収票二通を作成し、その年の翌年一月三十一日まで(年の中途において退職した居住者については、その退職の日以後一月以内)に、一通を税務署長に提出し、他の一通を給与等の支払を受ける者に交付しなければならない。ただし、財務省令で定めるところにより当該税務署長の承認を受けた場合は、この限りでない。

なかなか源泉徴収票が届かない、または発行をしぶるような会社には「源泉徴収票の不交付の届出書と提出しますよ」と伝えると圧力になるかもしれませんね!

対処3 郵送で確定申告書を送付し、後日源泉徴収票を提出する

これがホントにほんとの最終手段ですが、源泉徴収票なしのまま一度郵送で確定申告書を提出し、源泉徴収票をのちほど提出する方法です。

郵送で提出して例え書類不備があっても、消印の日が提出日になりますので期日までに書類を提出したことになります。期日を過ぎて申告した場合延滞税がかかったり、青色申告の場合控除65万円が受けられなくなりますので、源泉徴収票が間に合わないときはこの手段がおすすめです。

この方法が使えるのは、源泉徴収票が電子交付されプリントアウトできる場合のみ

なぜなら源泉徴収票の金額がわからないと、納税額の計算が正しく行えないからですね。

税務署で直接提出の場合「原本をそろえてから提出してください」と受付してもらえず、後日提出が出来ない可能性があるため郵送がおすすめです。

郵送で確定申告書を送付するときの注意

郵送する際の注意点をまとめました。

【必要な書類】

  • 確定申告書B(第一表、 第二表)&控えの確定申告書
  • 各種控除の証明書(生命保険、年金など)
  • (青色の場合)損益計算書、原価償却費の計算書、貸借対照表
  • 源泉徴収票の電子交付を印刷したもの(後日原本を提出しますとメモをつける)
後日原本を提出する時のために、82円切手を貼った返信用封筒(自分の住所・氏名を記入しておく)を入れて受領印のある控えを送り返してもらいましょう。

【郵送時の注意】

  • 書類を折らずにA4サイズの封筒で送付する。
  • 記録を残すため特定記録郵便(別途300円必要)で送付しましょう。窓口で伝えると準備してくれます。※普通郵便でも問題ないです。
  • 表に「所得税確定申告書在中」と記載する。

【原本の提出】

受領印のある確定申告書の控え(コピー)と原本を郵送するか、直接窓口に持って行きましょう(直接のほうが安全)

郵送で提出したあとは自分で納税する

確定申告書を郵送した場合、うっかりハマってしまう罠。それは郵送後に税務署から納税書は送られてこないということです。

金融機関で自身の手で納税するか、申告期限内に口座引落しの手続きをするか、税務署で直接納税するかになります。

30万円を下回る納税額の場合、コンビニ払いが可能です。税務署の窓口で発行してもらうか、郵送の場合はコンビニ払い希望のメモをつけると納付書を送付してもらえます。(15日郵送だと納付書が期限後に届くので注意)

申告期限(3月15日)=納税期限(3月15日)なのをお忘れなく!

無事納税までおわったら確定申告終了です、お疲れ様でした!

源泉徴収票がなくても慌てないこと

申告期限内に税務署に相談しておけば、源泉徴収票がない状態でも対処法があります。

それよりも申告期限(納税期限)内に確定申告を終えることが大切です。早い段階から必要書類の準備を開始して、期限ギリギリになってから慌てないようにしましょう。

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